むかしむかし、緑の森にクマさんという優しいクマが住んでいました。クマさんは毎日、森を歩きながらお花を見たり、小川で遊んだりして過ごしていました。
ある日、クマさんが森の中で大きなはちを見つけました。はちは、一生懸命に花から花へと飛び回って、たくさんのはちみつを集めていました。クマさんは「こんにちは、はちさん。どうしてそんなに忙しいの?」と聞きました。
はちは「こんにちは、クマさん。私はおおきなはちみつの瓶を作りたくて、一生懸命に働いているのです。でも、ちょっと疲れてしまいました。」と答えました。
クマさんは「よかったら、私が手伝いましょうか?一緒に働けば、もっと早く終わるかもしれません。」と言いました。
はちはとクマさんは協力して、花を集めたり、蜜を運んだりしました。クマさんはとても丁寧に働き、はちもとても喜びました。
その日の終わりには、はちさんが大きなはちみつの瓶を作り上げ、クマさんに「ありがとう、クマさん!おかげで楽しく働けました。」とお礼を言いました。
クマさんは「どういたしまして、はちさん。おいしいはちみつができて良かったですね。これからも仲良くしましょうね。」と微笑みました。
それからというもの、クマさんとおおきなはちは、毎日一緒に楽しく過ごしました。そして、森の中の他の動物たちも、二人の友情を見て、とても幸せな気持ちになりました。
おしまい。